初夏、ホタルイカ征伐@富山5/15〜17

 

「ホタルイカが美味そうなので、富山へ行ってくる」

某国営放送が、ホタルイカの特集番組なんぞやりおったせいで、反射的に富山行きが決定された。

0泊3日(夜立ち朝帰りだけど)の強行軍で。

決定当日の会話:

儂「今度の日曜、暇?」

S「たぶん」

儂「じゃ、富山行こう!」

S「なんで?」

儂「ホタルイカが美味そうだから」

S「今同じテレビ見てた」

儂「じゃあ話が早い」

当初の計画は、「因縁のムーンライトえちごで新潟へ行き、友人(surprised)を一人ばかり拉致した後に鈍行で滑川か富山へ。ホタルイカを堪能したあと、友人は置き去りにして高山本線を「ワイドビューひだ」で岐阜まで上り、某先輩の実家のラーメン屋で晩飯を食い、東海道本線を今度はムーンライトながらで帰京」といった感じ。ただ、富山から先は不確定要素ばかりなので、一歩間違えたら「小松基地にF15を見に行く」なんてことになりかねない(w。ま、それは冗談としても、わざわざ岐阜・名古屋を経由する必然性が無いので、どうなるのかなぁ。実現したら、行呈の半分以上で特急の車輌に乗れる(「えちご」と「ながら」は快速だが、特急と同じ車輌)、素晴らしいものになる。ワクワク。しかも日程は三日にまたがるし。心配は「途中で横になれない」「サイフが持たない」「ハタチのオジサン達の体力の限界」。

 

15日の2343大宮発。今回の旅のお供は「文藝春秋」「諸君!」各六月号、「日本の行政」(文春新書)に来週火曜期限の課題。それにCDが大塚愛「LovePunch」を筆頭にサザンやらユーロビートやら。ま、なんといってもメインは軍歌大全(儂編)だが(笑)。

 

軍歌を聞いているうちに新潟に着いた。越後線に乗り換え、友人宅最寄り駅へ。雨の中のお出迎えごくろうでした。

一旦彼の部屋へ行く。昨年の夏以来だ。酒の空瓶が増えていた以外は変化も無い。なんか、ステレオでCDの再生が出来なかったらしいが、軍歌CDを入れたら普通に聞けた。故障原因は取り敢えず寒さだろうという結論に達する。静岡の生温い気候に慣れていたステレオ氏には、新潟の寒さが応えたようだ。土産に大塚愛を置いてきた(CD-R)。

で、その近傍でこんなのを見つけた。

取り敢えず、何故ラグビーボールなのかと。

あと、左上の絵は、コッペパンと違うのかと。

新潟には面白いものがいっぱいですね。

 

0805越後線・内野から乗車。因みに、JRの切符は片道100km以上なら途中下車できるのです。

富山県滑川にある「ほたるいかミュージアム」へ向かう。この旅の至上目的のホタルイカを食するために。

途中の乗り換えは三回を数えた。道中は寝っぱなしだった。JR東の新型に乗ったような気もするが、写真を撮る元気がなかった_| ̄|○

あと、富山地方鉄道とか、特急「北越」とかも見たけど、写真はナシ。うーん、勿体ないことをしたなぁ。

 

滑川駅から徒歩でミュージアムへ。空腹でローソンの誘惑に負けそうになる(ぉ。

せっかくなので、食べる前にホタルイカの生態についてミュージアムの展示で学習する。実際に暗闇で光るところも見ることができた。なんか、光り方には二つの種類があるらしいということがわかった。

あと、産卵のために岸に近づいたホタルイカが、集団で打ち上げられる現象を「身投げ」というらしい。それだけでも結構くるのだが、↓

「夜半、身投げを待つ人」(ルビ付き)

あんたら、なにを待ってんだよ!思わずつっこんでしまったよ。

(以下略)

 

一通りホタルイカについて詳しくなったところで、いよいよレストランへ。「ホタルイカ御膳」\1900ナリ。いい値段ではあったが、実際かなり美味しかったので良し。天ぷらと酢味噌和えが特に良かった。なんとも表現が難しい味だが、まさしく珍味といった感じか。

で、土産はホタルイカの沖漬けと焼酎「越中米騒動」。ネーミングで即買いだった。

ホタルイカ御膳ビフォー

アフター

 

ホタルイカを食らう漢

腹もふくれたので富山へ。

富山からは時間の都合が悪かったので、北陸本線(金沢・福井)経由の特急「しらさぎ」で岐阜まで行くことにした。ま、石川・福井両県には入ったこともないし、車輌は新型だしで、結果として嬉しいことには変わりないので良し。やっぱり見た目がカッコイイと乗りたくなるもんだよ。乗り心地もよろしゅうございました。なんか、東海道線とか高崎線の特急車両に比べて揺れが少なかった気がします。速いし。

でもJR西の制服って、あんまりアレですな。東とか東海に比べると…。着たいと思わない(w

特急「サンダーバード」681系。儂が乗った「しらさぎ」は683系だけど、顔はこれとほぼ同じ。

 

途中、金沢駅には新幹線用のホームになるスペースが出来ていた。あとはレールを敷くだけといった感じ。萌え

整備新幹線に関しては、己の趣味と政治的な判断が衝突する問題なので、苦しいところなのである…

 

予定には無かったが、琵琶湖を見た。

 

岐阜でジャリのG先輩のご実家のラーメン屋さんで「味噌ラーメン」を食す。美味かった。そういえば、岐阜県は行ったことあるけど、岐阜市内は行ったことなかったなぁ。明宝村とか恵那峡とかは行ったことあったけど。今度は岐阜城を見に行こう。隠してたわけではないが、儂は昔は城マニアだったのだ(笑)

 

どうやら岐阜市内には見るものも無さそう(失礼)なので、名古屋へ。でも「ムーンライトながら」が出るまで四時間くらいある。で、浜松の友人に「カラオケしようぜ、二時まで」とか誘ったが、ふられてしまったのでカフェで時間を潰した。もっと有効な時間潰しがあったかもしれぬ。勿体ないことをした。でも新幹線でさっさと帰ろうとは思わなかったのは不思議。

2355名古屋発。出発して24時間後のことだった。車内では、もう寝るしかないっしょ。静岡県を通るのに実家にも寄らない親不孝者は。

0442東京着。京浜東北線始発で赤羽、埼京線に乗り換えて戸田に着いたのが0516。

 

鉄道での総移動時間19時間21分。

同じく総移動距離1254.6km。

総運賃(特急料金含む)¥18,700.

日本の鉄道レールは繋がっていることを実感した贅沢旅行だった。

満足。

 

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ムーンライトえちごで新潟へ

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