暴走房総の旅9/7

 

1000起床。時計を見て驚き、嘆き、悲しむ。

今日は1000集合なんだよ!Y(新潟に一緒に行ったヤツ)とどこかで会うときって、かなりの確率でどちらかが遅れるという罠。

とりあえずYにわびの連絡をいれ、駅へ。

ほぼ一時間後、集合地の秋葉原に到着。これから決してあやしい店に行くとかではない。総武線での旅であるから、ヤツの家からと儂の家からのちょうどよさそうな感じの場所っていったら、ここになってしまったのだ。やましいことは何もない。(確かにアキバはYの生活圏と化しているが。)

 

今回の旅の目的は、電車で房総半島を一周すること。べつに余った青春18きっぷを消化しようってんではない。はず。

ほら、なんか房総半島って、わりと近くにありながら、縁が無いじゃないですか。と、いうことでYに持ちかけられたこの誘いを二つ返事で了解し、今日に至った。

 

1130頃、昼食を摂った後に、総武線千葉行きに乗る。車両はE231系ってヤツだ。千葉までは約55分ほどだ。

そういえばこの新型車、座席が堅いと思いませんか、みなさん。例えば、昼寝のために山手線を何周もしたりする儂としては、もう少し柔らかいとうれしいのですが。でも、座っていて疲れはしないかな。考えて作られているんですね。

 

閑話休題、千葉へ。儂は浦安のTDLより東へは初めて行くので、少し楽しみである。電車の中でしばらく話していたのだが、2人とも結局寝る。千葉駅でおばさん(一般客)に起こされる。たしか幕張あたりまでの記憶はあるんだがなあ。

ここで君津行き(113系)に乗り換え。以前、新潟へ行ったときに乗った115系の兄弟(姉妹?)みたいな車両だ。113系に勾配抑速ブレーキをつけたが115系。つまり、平地は113系、山の中は115系なのだ。見分け方としては、湘南色(緑と橙の塗り分け)と横須賀色(藍とクリーム色の塗り分け)の場合、基本的には、顔がV字になってるのが113、U字になってるのが115だ。

 

左、113系横須賀色。君津駅にて。 右、115系湘南色。自宅にて(笑)。そうですよ、写真集の写真ですよ!

   

 

話しが趣味の方に流れすぎですみませぬ。

 

1330頃、君津に到着。2人ともあまりの眠気に耐えられず、ホームのベンチに横になって寝る。酔っぱらいかよ!

そして電車を一本乗り過ごしてしまうのだった。つぎは1時間後です

・・・。

 

左、255系。特急ビューさざなみ(ビューわかしおにも充当)。君津駅にて。 右、183系。特急さざなみ(特急わかしおにも充当)。大貫駅にて。

    

 

十分な睡眠をとって体力を回復した2人は、1440、一応の目的地を館山に決めて出発。途中の駅にいた高校生らしきサッカー部がゴミを放置して立ち去ったことに憤ったりする。

 

電車の車内から望む東京湾。遠方に神奈川県の三浦半島。

 

1542館山着。

駅の外に出てみるが、特になにを見るつもりで来たわけでもないので、困った。時間があれば、自衛隊の基地に行ってみたりするんだけど。(ちなみに館山には、横須賀の第一護衛隊群の搭載する対潜水艦ヘリがいます。)

どうやらここの名産は鯨のようなので、駅前の弁当屋で「くじら弁当(1050円)」を購入し、電車の中で食す。鯨の種類はツチクジラだそうだ。以前、缶詰の鯨の大和煮を食べたときは、脂っこくてうまいものではないと感じたが、今回はどうか。

 

くじら弁当の包装。謳い文句が「貴重な味わい」・・・。

弁当の見た目はこんな感じ。上の方のレバーみたいなのが鯨。

 

ちょっとくせがあるが、感じとしては臭みの無いレバーといったところか。なかなかいける。鯨は日本人の貴重なタンパク源であったのだなあ。(書きたいことはもっとあるが、ここで書くと脱線するのでやめておく)→ツチクジラと房総における捕鯨について

 

今度は安房鴨川で下車。というか、降りざるを得ない。なにせ次の電車は50分後だ。…。

行くところも無いので、海岸に出てみる。この時期では海水浴をしている人もいない。家族連れがバーベキューをしていた。こんな閑散とした雰囲気はわりと好き。

 

右、安房鴨川の海。

  

 

1801、電車に乗る。ここでこの旅は実質的に終わる。なぜなら、千葉までの車中(110分ほど)、2人はずっと寝ていたから…。

なにか、2ヶ月間不摂生を続けた大学生の体力の限界みたいなものが見えた気がした。

 

 

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